今、勤めている会社がブラック企業に当てはまるのか教えてほしい
ブラック企業で働かないために知っておくべきことを教えてほしい
このような疑問にお答えしていきます!
本記事の内容・ブラック企業の特徴が知れる
・心身ともに疲弊せず回避出来るようにする
・ブラック企業に就職しづらくさせる
私は今まで働いたほぼ全ての会社にブラック企業の特徴が当てはまるところで働いていました。
何故そんなことになったのか、何度も何度もブラック企業を辞めて再就職しても似たような会社に当たるのかいつも疑問に思っていました。
そんな方々へなにか手助けになればと思い記事を書いています。
少しでもお役立ていただければうれしいです。
それでは解説していきます!
ブラック企業とは
ブラック企業とは、長時間の労働を強制したり、休日や休暇を与えない、最低賃金より低い給料で働かせるなどなど
働く側が辛くなるような会社経営をしている企業となります。
厚生労働省の【確かめよう労働条件】では下記の記載があります。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す、② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い、③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う、などと言われています。
引用元;「ブラック企業」ってどんな会社なの?|確かめよう労働条件:労働条件に関する総合情報サイト|厚生労働省
ブラック企業の特徴6選
ブラック企業といえど様々な特徴がありますが、今回は7つにまとめてご紹介させていだきます。
7つの特徴からご自身が働いている会社は何個当てはまるか考えながら是非客観視してみてください。
3つ以上当てはまればブラック企業に限りなく近い会社であることになります。
そして、ここの中に当てはまらないからといって絶対にブラック企業ではないということはありません。
自分自身がこの会社はブラックだなぁとか嫌だなって感じる場合は転職をおすすめします!
なにより自分の意見を大事にしてくださいね。
特徴1:長時間労働である
まずひとつめは、長時間労働です。
1日に8時間を超える残業、そして1週間に40時間を超える労働はさせてはいけません。
さらに、週80時間の労働は過労死ラインです。
働きすぎで社員の命に関わるところを甘くみているような会社で働いてはいけません。
毎日のように残業や、休日出勤などがある方は転職を検討してください。
お金や仕事も大事ですが、それは命があってこそです。
特徴2:休日が少ない・有給が取れない
休日が少ないや有給が取らせてもらえないとなるとブラック企業の特徴に当てはまる可能性がとても高いです。
有給休暇は、年間10日以上有給を付与されている方は1年で5日間の有給を取得するのは法律で定められています。
これは、みなさんに与えられた権利です。
もちろん皆さんの権利なので、休む理由は必要ありません。
ゲームしたい、ディズニーランドに行きたい、好きなアーティストのライブを観に行きたい、ただただ寝たい ect.
どんな理由だろうが会社に理由を報告し、有給を使うことを認めてもらう必要はありません。
◯日に有給を取ります!とだけ報告すれば、本当はそれだけでOKなんです。
ただし、会社がやむ終えない事情がある場合は、有給を取得する日にちの変更を社員へお願いすることは可能です。
特徴3:給料が少ない・最低賃金を下回っている
ブラック企業といえば給料が少ないと思っている人も多いではないでしょうか。
一日の労働時間は長く、休日も少ないのに給料が少ないなんてブラック企業ではよく聞く話です。
労働時間に対して適切な賃金を支払う義務が会社にはあるにも関わらず低賃金で長時間労働を課しているしている企業は間違いなくブラック企業といえます。
厚生労働省のホームページの地域別最低賃金の全国一覧からごご自身が住んでいる地域の最低賃金がいくらなのか調べて、今会社から支払われている給与を時間で割ってみて最低賃金を下回っているかをチェックしてみてください。
もし、最低賃金を下回る会社で働いているならば転職を検討してみてください。
特徴4:残業代が出ない
特徴の3つ目でお伝えした給料が少ないと似ていますが、残業代が出ない会社も立派なブラック企業です。
- 就業時間前に30分掃除する時間があるにも関わらずその分の給与は支払われない
- 営業職は土日も取引先から連絡があったら対応しなければいけないのに給与に反映されない
- サービス残業が当たり前になっている「上司や同僚が残業しているから帰りづらいなど」
- 就業時間〇〇分以降からしか残業代が出ない
このような状態を放置している会社は社員を思いやることが出来ないブラック企業に該当します。
個人的には残業代が出ないというのは1番悪質性が高いと思っています。
何故なら、無銭飲食や窃盗罪と類似してるなと感じるからです。
みなさんの貴重な命の時間を会社側はノーリスクでこき使えてる状態なので。
残業代出さずに残業させるなんてとても理不尽極まりないやり方だと思います。
なので、残業代出さない会社で頑張って貢献してはいけません。
みなさんの優しさを踏みにじり劣悪な環境を放置している会社からは逃げましょう。
特徴5:従業員がコロコロ変わり離職率が高い
劣悪な職場環境で働くなるとそりゃ長く続くはずがありません。
給与は少ない上に長時間労働で残業代が出ない会社で長く勤めようと考える人のほうが少ないのは当たり前です。
こんな会社の特徴としてずーっと求人が出ていたりします。
常に人手不足なんですよね。
働き手が現れてもすぐに辞めてしまうそんな負のループを繰り返しているからです。
「離職率が高い会社で働くのはとても簡単です」
学歴、スキル、経歴等は一切必要なくうちの会社で耐えられるかどうかが主に判断基準となるため面接の時点ですぐに採用を言い渡されたりします。
働き手からするとすぐに採用してくれる会社は貴重ですが、その裏ではこのような考えがあることも知っておくべきでしょう。
特徴6:ハラスメントが横行している
ハラスメントとは、嫌がらせやいじめたりすることです。
言動や態度などにより他社へ不利益を与えたり不愉快にすること。
下記3つが主によく聞くハラスメントです。
- パワハラ(パワーハラスメント)
- セクハラ(セクシャルハラスメント)
- モラハラ(モラルハラスメント)
ハラスメントが会社で頻繁に行われていたら円滑に仕事が出来ない上に職場環境も悪くなります。
日常的におこるハラスメントに耐えたり立ち向かったりせず素直に逃げましょう。
力がある者がその力をコントロールしなくはいけません。
この考えがない人が上司にいる場合は転職をおすすめします。
ブラック企業の特徴を知って回避しよう
ブラック企業の特徴6選を紹介しました。
思っていたとおりだ!と感じる方もいらっしゃるかと思いますが、今回紹介させてもらった特徴をみなさんが働いている会社に当てはめてみたらブラック企業じゃないと思っていたけど
実際は違ったと感じたりするかと思います。
私が勤めていた会社の従業員は給与は少ないけど、ホワイト企業だと感じていた方も中にはいらっしゃいました。
ブラック企業で働いても成果は認められないし、給与は少ないので心と体が疲弊していきます。
そんな中で頑張るよりあなたの頑張りをちゃんと認めてくれる会社へ転職した方が人生の満足度も高くなります。